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コラム"M'ストリーム"

2017/08/27:青春の夏

8月も終わりに近づいていますね。

先日、夏の甲子園(高校野球)の広陵高校と天理高校の準決勝を観戦した「堀江謙一さん」の観戦記(朝日新聞8月23日朝刊17面)を飛行機の中でたまたま読んでいて、私の中にある青春の夏の記憶がよみがえってきました。
堀江さん(78歳)と言えば、55年前(1962年)、23歳で小型ヨット「マーメイド号」で太平洋単独横断に成功した海洋冒険家です。

【以下引用文】・・・・・・・・・・・・・・・・

「僕はあの時、この航海をやり遂げたら、次に何を目標にしようかということを考えられなかった。いま必死にプレーしている広陵と天理の選手も同じような気持ちではないでしょうか。この試合の後のことなんか考えられない。甲子園で燃え尽きてしまっていい。そのくらいの思いでいる。それが青春でしょう。
-中略-
いい試合でした、涙が出てきます。一つのことに挑戦し、やりきった。その経験は宝物です。これからの人生で、また新しいことに挑んでいける。挑戦することの意味を彼らはよく知っているからです。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

高校時代、陸上競技に没頭していた私は、2年生の秋に、400㍍で東京都大会で優勝し、集大成となる3年生でのインターハイ出場を目指して、過酷な冬季練習に明け暮れました。
でも、3年生になる4月初旬、冬季練習の疲労の蓄積する不調の中 出場した記録会の400㍍ ゴール手前で左足首のくるぶしを骨折。インターハイ出場どころか、2週間後に行われる東京都の支部予選会への出場すらできずに、インターハイの道は終わりました。

この時期に致命的な大ケガですので、普通ならこれで引退し、大学受験に向けて切り替える、となるべきですが。ギブスのとれた5月後半からリハビリをはじめ、周りの友人達が競技を順次終え大学受験生活に入っていく中、私は練習を再開し7月には再びトラックにたっていました。

当時の私は、「大学になんて行けなくてもいいから、とにかく、高校での陸上をこのままでは終わりたくない。復活させて下さい、神様!」
その一心で、受験勉強もせず(苦笑)、8月には1、2年生の後輩達に混じって夏合宿にも参加し、8月後半の国体 東京都代表最終選考会への出場準備を行いました。この試合は前年(2年生の夏)に優勝した思い出に残る試合です。

残念ながら、ブランクは埋められず、結果的に前年の自己記録にもほど遠い記録で決勝は5位に終わり、私の高校時代の陸上競技生活は終了しました。

上記の堀江さんの記事を読んで、忘れていた 当時(33年前)の思いや場面が鮮明によみがえってきました。
「そうそう、そうだよ。俺も当時そんな気持ちだった・・・」

何かに正面から向き合う、その実現のために 持てる力を最大限に注ぎ、苦しくてもやり遂げる。その時はしんどいですけれど、その事実が後にきっと何かを残してくれる。その事実・経験が結果的に人生を作っていく。
歳を重ねても、何歳になっても、そんな何かを探したり、熱中したり、そんな思いを持ち続けられたら、と。

この夏 改めて思いました。


2017/08/13:8月 夏休み・ひと休み

世の中はお盆休み。
東京は、台風5号 去りし後、11日頃から 涼しい日が続いています。

テレビでは世界陸上ロンドン大会が行われています。私にとっては、2年に一度のお祭りのような10日間。今日で終わってしまうかと思うと、まだ訪れていない 「祭りの後」を既に感じてしまいます。

今朝6時(現地22時位)は、男子400㍍リレー(陸上をする人達の間では「4継」と言います)の決勝が行われました。
昨日の予選の走りを見て、正直今大会ではメダルは難しいかなと思っていましたが、予想に反して・・・。勝負は最後の最後まで何が起こるかわからない。と改めてつくづく感じました。秀逸のバトンワークと走力(総力)での、銅メダルおめでとう!
200㍍で史上最年少で決勝に進んだサニブラウン選手が4継に出場できないとわかってから、(今回の代表メンバーであれば)4人の組み合わせと走順は(ケンブリッジ飛鳥選手を外して)100㍍のスピードと200㍍の持久性も持っている藤光選手を第二走者かアンカー(直線を走らせる走順)に持って行くべきではないかと思っていましたので(私が短距離チームの監督だったら、です、笑)、決勝のメンバーをみて、よしよしと思いました。「これでダメならしょうがないよなぁ」と。それでもメダルは厳しいと思いましたが。

正直、ジャマイカのアンカーのウサイン・ボルト選手が、足を痛めて走行不可能になったことで、確実に手にすることができた 銅メダルだったとは思いましたが、でも、それもこれも、勝負の結果。
昨年のリオ オリンピックの銀メダルに続いての快挙。素晴らしい!の一言だと思います。

決勝を走った藤光選手は、ずっと自分にチャンスが回ってくることを信じ、万全の準備をし続けていたようです。代表選手であれば当たり前、かもしれませんが、でも、静かに闘志を燃やし続けながらメンタルを整え調整し続けるのは大変なことです。

「コンディションを整える」これは、スポーツ選手もビジネスの世界に身を置く人達も同じですよね。私にも、学んだ知識やこれまでの様々な経験の中から得た、大事な場面での自分のメンタルやフィジカルの整え方(コンディション作り)があります。また、疲れや体調不良等への自分なりの必須の対処法もあります。
コンディションを整えながら、自分の持てる力を必要な場面において、最大限のパフォーマンスで出し切る、ことは、日常の様々な場面で必要なことです。でも、それも、そもそも疲れていたり、心身共に余裕のない状態ではうまくいきませんよね。

お盆休み。お仕事に追われる方も夏休みを楽しんでいる方もいると思いますが・・・
いずれにしても、夏の疲れをためないように、どこかで一旦リセットして、年末までの今年 後半戦に向けて英気を養う、そんな期間にできるといいですね!

2017/06/11:個の力を上げて チームとしての力で勝ち取るもの

娘の所属する 東京 練馬区の公立の中学校の卓球部の女子団体チーム(6人)が、今、都内の中学女子卓球界ではかなり知られた存在になっています。

この春に3年生になった彼女たちの代は 入学した時から6人の部員しかおらず、ひとつ上の代は1人で、ひとつ下の代は入部者ゼロ・・・。
つまり 彼女たちが2年生の昨年秋からは、1人の補欠はおろか欠場者も出せない状況の中、この6人で団体戦(団体戦はシングルス4人、ダブルス2人で編成)を戦っています。

昨年末(2年生の秋)から始まった団体戦では、練馬区大会を優勝。続く都大会では3位(スーパーシード2校を除くトーナメント戦では優勝)となり、学校開校以来 運動部で初となる関東大会出場を果たしました。
野球で言えば、補欠なしの9人ギリギリで 都道府県予選を勝ち上がり甲子園に出るようなイメージでしょうか。

最終学年となった6人の団体戦メンバーは、先月5月の区大会を再び優勝で勝ち抜き、先日の都大会ではベスト4 となりました。
ダブルスでは、練馬区内の都大会出場枠 4枠(2人×4チーム=8人)の内 3枠(2人×3チーム=6人)をこの6人で占めて全員が都大会に進み、都大会では 3チーム(6人)全てがベスト16に。

でも、彼女たち6人は、シングルス(個人戦)では、まだ一人も 都大会には行けていません。

小学校時代の卓球経験者はゼロで、いずれのメンバーも、中学に入って何気なく入った(はず?)競技歴はまだ2年の選手達です。
そんな彼女たちが、彼らの運動能力+毎日の朝練+ほとんどの土日が練習試合に費やされる等 激しい練習(努力)によって大きく成長してきていることは確かです。
ただ、何よりの成長要因は、彼女たちをここまで育ててきた顧問の先生※の指導力に尽きるのだと思います。
 ※本人も学生時代まで選手として活躍し かつて国体の茨城県 代表監督を務めた経験を持つ 現在は彼女たちの学年の担任でもある理科の先生です。

いわゆる 勝ち上がる強いチームによくある絶対的なエースはいないですが、一定以上の粒の揃ったチームの一体感は抜群です。個人で強い選手を抱える私立や部員数の多い中学にもひけをとらない6人の組織の強さを、観戦していて感じます。

顧問の先生の指導の厳しさはかなりのものですし、6人しかいない女子部員全員が怪我や病気等で一人でも欠けると団体戦の出場自体ができなくなる状況下、
試合で見る彼女たちは、まさに、のびのびと戦っていて、楽しそうで、仲が良く、互いの長所・短所を知っていて、そして、そうした中で、個人の力も引き続き向上させながら、チームとして成長を続けています。

飛び抜けた1人の個人の力があれば 更に上を目指せるのかもしれません。でも1人だけ強くても、いや5人が強くても、逆にあとの1人がブレーキで穴があれば、やはり団体戦は勝てません。
個々の飛び抜けたスペシャルではなくても、1人ひとりの 全員のレベルを一定以上に高め、能力やスキルを一定以上に向上させていき、そして、チーム力という形で組織の力にする。これを実践しているのです。6人がトータルで勝ちきれないと団体戦の勝利はないのですから。
これは実はとても大変なことなのだと感じます。そのことは、上記の6人全員がダブルス(3チーム)で全て都大会ベスト16に入っている結果からもわかります。

会社の成長と社員の成長にも全く同じことが言えるのではないかと思います。
上記の6人と同様で、会社には、本来 補欠のメンバーなどいません。雇用形態にかかわらず、1人ひとりが欠かせない選手として、役割を担い、活躍しているはずです。

社員 1人ひとりの能力やスキルは高いに越したことはありませんが、1人ひとりの能力の水準をできるだけ高めていく努力を会社として怠ることなく行い、日々実践することが不可欠です。
そして、その個々の力を、部門・部署の業績の向上という形に結集させ、会社の成長を実現していく。
成長した会社のメンバーが次のメンバーを育てていき、育成の連鎖を作っていく(上記の中学では、後輩がいないのが本当に残念ですが)。

経営資源の乏しい中小企業※であっても、目指すべきゴール(ビジョン)を明確にして、そこに進んでいくための戦略(卓球で言えばゲームプランやチーム編成や戦術等)をしっかりと組み立て、社員1人ひとりの能力向上を個人の成果やチームの業績と連動させていくことは、十分できるはずです。

※体育館が常時使える訳ではない卓球部は 日々の練習場所の多くを、校舎をつなぐ狭い渡り廊下や教室等で行っています。

私は、彼女たちの活躍にワクワクし、仕事の合間を縫って観戦に行く会場では個人的にとても楽しい時間をもらっています。その時間もあと残りわずか・・・。
7月には全国大会につながる区大会→都大会が行われ、8月には関東大会と続いていきますが、どこかで負ければそこで終了。3年生の彼女たちは引退です。

一試合でも多く彼女たちの成長・活躍を応援できれば、と思う、これは、全くの親としての願いです、笑。

2017/03/04:On The Road

逃げてしまった2月に代わり、3月が始まっています。

私事ですが
先月 50歳になりました。
人生折り返しを過ぎてきただけでなく、ついに50代入りか・・・、と誕生日当日は少し複雑な思いでいましたが 笑。
今はそんなこともすでに過去のこと、のように元気に動いています。

そんな中、
つい先日 18歳になった息子の誕生日に 言葉を送ろうと、以下のような思いを書き連ねていました。

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「人生は一度きり」

一度きりの人生は、数々の時々の選択の中で形つくられていく。
自分で意識しない何気ないものも含めて人生は沢山の道を選択しながら 気がつくと進んでいる。

時々により良い選択をするためには、今に精一杯向き合うことがとても大事だ。
今できること、やるべきことに知恵を絞り、貴重なアドバイスに謙虚に耳を傾け、感謝し、精一杯の行動で向き合っていると結果的に自分の道が拓けてくる。

だが、当然 人生はうまくいくことばかりではない。
精一杯やっていても報われないと感じることも、ホントに報われないこともある。
俺も、神様なんていない、と泣いたこともある。

でも、結局、手抜きのラッキーなどないと思った方がいい。
時々の向かうべき事象から逃げずに、手抜きせず準備し自分にしかできない工夫を凝らし、しっかりとやりきる行動を習慣にしておけば、必ず 見てくれている人はいるし、いずれ結果はついてくる。

全ては振り返ってわかること、だが。
振り返ったときに、あの時頑張って、あがいて、やってきて良かった、と思える、悔いのない、人生を送ってほしい。

人生はたぶん長いのだろうが、気がついた時、残りを意識した時に感じる人生は短く、そして、かけがえのない時間だ。

(以下もう少し続く・・・)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と、こんな感じで、更にメッセージが続くわけですが・・・。

この文章は、これまでの自分を振り返り、自分宛に書いた手紙のようにも思えます。
これからの(残りの)人生を考えるとき、時間の長さの問題だけではなく、そこにある時間をどう使い、どう振り返れるように生きるか。

チャレンジを続けてきた40代は、振り返れば充実の時間だと実感できます。
目標としていた地点にも到達している、いやそれ以上に進んで来れた、とも思えます。
このまま進んでいっても次の10年後(60歳)もそれなりに満足度の高い状態でいられるのではないか、そんな気もします。

でも、それでいいのか、という思いもここ数年でとても強くなってきています。

到達してみて感じた、次のstage (10年)をどう生きるか。
ここまで進んで来られたからこそ、考えられるようになった次の展開をあれこれ考えているとき、私は自分がいつになくワクワクしていて楽しい気持ちになっていると実感するのです。

さて、どうなるのでしょう、笑

これまで以上に大胆に着実に!
成長を止めることなく、守りに入ることなく、変化し続けていきたい、と考えています。

皆さん、引き続きよろしくお願いいたします!

2017/01/03:2017年、今年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございます。
東京は穏やかな晴天に恵まれています。

この年末年始、我が家には受験生がいることもあり、基本的に自宅で年末年始を過ごしています。
昨日・今日 テレビ中継していた「箱根駅伝」は見ましたか?

私も箱根駅伝に全く関係がないわけではなく・・・。
今から30年近く前、立教大学の体育会陸上競技部に在籍していた時代は、秋に行われる箱根駅伝の予選会会場に、毎年 長距離メンバーたちの応援で足を運んでいました(私は短距離の選手でしたので出場はしませんでしたが)。
残念ながら私の大学は、その頃から(もっと前から)今回までもう何十年も一度も箱根出場を果たせていません。
だからという訳ではないのですが、箱根駅伝の中継は、例年、個人的にはあまり注目することなく過ごしてきました。何となく見ているような、見ていないような・・・。

でも、今年は少し違いました。
12月に、小説『チーム』(堂場瞬一)(実業之日本社文庫)を読んで箱根駅伝の面白さに引き込まれ、今回はついついテレビに見入る時間が増えてしまいました(この本は、本当に面白くオススメです。チームマネジメントについて考えるという視点でも面白いです。2010年刊の13万部も売れた本です)。

青山学院大学3連覇、すごかったですね。
同大学を率いる原監督のリーダーシップにはかねてから定評がありますが、今回テレビを見ていてそれを強く感じました。
各区間を走る各大学走者の後ろには、その大学の監督が乗る伴走車がついていて、後ろからスピーカー越しにアドバイスや激励ができる状態になっています。
時折画面越しに聞こえてきたり、実況のアナウンサーが紹介する 各監督の声かけを聞いていると各大学のチームとしてのマネジメント力が垣間見れる気がしました。

優勝した青学の原監督は常に選手を明るく前向きに激励し、持ち上げ、褒めているのです。
「今日のお前はすごいぞ」「いいペースだ この感じで」「この調子なら区間記録も狙えるぞ」等々、とにかく明るく前向き。普通と言えばごく普通なのかもしれませんが。

一方、某大学の厳しい(個人的な感想です)監督は、山下りの6区の走者に向かって、「風がきついのはお前だけではないぞ、みんな同じだ!」と声かけしていました。確かにその通りですし、的確なアドバイスなのかもしれません。でも、もし私が走っていてその言葉を聞いたらどう思うかな、と、ふと考えてしまいました。
「そんな当たり前のことはわかってる」と思うかも・・・。
そんな当たり前のことも過酷なレースの環境下では、わからなくなっていて、「そうだよな」と我に返ったり気づきになったりするかもしれません。
でも、私は、微妙な「言葉の違い」を感じずにはいられませんでした(気の利いた言葉ってなかなか難しいですが)。

強い目玉となるような高校生選手を監督自らがスカウトして総力をあげて強化に取り組みチーム作りを行っている大学も少なくないと思います。でも、高校で強かった選手が大学で潰れていく例は、個人的にも何度見てきたかわからないくらい見てきました。
つまり、そうした選手を順調に育て、一方で伸びしろのある選手を新たに見いだし、引き上げ、それをチームの力として結集させ、チームとして勝つということは大変なことだと思います。

選手の才能や能力は勿論大事ですが、それ以上に、「人材育成」の視点や「モチベーション」の視点、つまり、会社のマネジメントと同様に、駅伝チームとしての「マネジメント」が必要不可欠です。
そういう意味でも、青学の常勝は、まだ来年以降もしばらく続くのでは、と思いながら、優勝のゴール後の歓喜の輪の中にいる原監督の様子を見ていました。

私個人的には、今年も、昨年以上に
関わる会社(中小企業)の「会社の成長」と、頑張る「社員の皆さんの成長」に寄り添い、共に走る一年でありたいと思います。
そして、様々な講義や講演等においても、一つでも多くの気づきを受講者の皆さんに与えられるように、熱意を持って分かり易さを最優先に、引き続き向き合っていきたいと思っています。

各所で関わらせて頂く皆さん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。


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