対面(リアル)コミュニケーションの力
12月も押し詰まってしまい、このタイミングの投稿となってしまったことお許しください。
おかげさまで、元気にしております。
コロナも10月以降一旦収まりましたが、再び不穏な状況になりつるある昨今。
経営コンサルティングでは、引き続き、ご一緒している中小企業各社の会社の成長と社員の皆さんの成長のために向き合う日々を送っています。
世の中的に対面のコミュニケーションを取る機会が大きく減ってしまったこのコロナ禍の2年。テレワークやオンラインミーティング、オンラインでのサービス提供もすっかり違和感ないものになりましたね。
営業活動を行う会社においても、これまでのような対面の訪問活動が制約されたりすることで新規営業活動への影響や既存先からの受注減少等の影響が出ていたりします。
飲食等のサービス業のみならず、様々な業種・規模の会社において一層の環境変化に晒された1年になりました。
こうした状況下、営業活動ではフィールドセールス(外勤営業活動)とインサイドセールス(電話・メール・DM等による)の垣根がなくなり、インサイドセールスに「オンライン商談」の機能がより明確になり強化された結果、インサイドセールスのみ(優位)で営業活動を回していかないとならない形になってしまいました。
しかし、オンラインによる商談機能が強化された謂わば「新型・インサイドセールス」は会社と顧客との距離を埋めるマイナスにならないメリットがある一方で、営業担当者の顧客との接点数の維持・向上ではどうしても不十分になりがちで、営業担当者の動きを消極化させてしまったりするリスクも顕在化しています。
実際、私がご一緒している会社においても、10月以降、コロナの状況が少し落ち着いてからもなかなか営業がフィールドセールス型に戻れず、苦戦する事例もありました。
私も、オンラインによるコンサルティングや講義や講演等も経験していますが、現地の会社や会場に赴いて実際に同じ空間の中でお互いの顔を見ながら行う会議や諸々の取り組みは臨場感もあり、場のメンバーの表情や微妙なニュアンスも確認しつつ行う取り組みはオンラインでは出来ないものあることを実感します。特に組織の活性化に課題を持つ会社の場合、対面(リアル)がメンバーの一体感の醸成や 参加者全員のやりがいの向上にも大きく貢献するものとなることを身をもって改めて実感した1年にもなりました。
しかし、オミクロン株の広がりでまた不安な状況にもなりつつある年末年始。
対面のコミュニケーションを取る機会の増える年末年始。
どうぞ気をつけて楽しい時間をお過ごしください。
来年はもっと多くの人たちが多くの場面で心置きなくコミュニケーションがとれる1年になりますように。
今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします!
植田正樹