いい日旅中
些細なことでも自分に起こった出来事を極力前向きに捉え、「良かったな」「うれしいことだな」とあえて積極的に思い、起きたこと自体に感謝の気持ちを持つことで、行動や気持ちが前向きに穏やかに、そしてクリエイティブになる。
今回は、そんなことを改めて自覚した出来事について書いてみます。
中小企業大学校 仙台校で今週 火曜・水曜と実施した「経営戦略に基づく人事制度の構築」研修は定員20人を超える男女29人の経営者や管理者の皆さんと共に楽しく充実した2日間になりました。10月・11月に第2回・第3回(各2日間)が控える計6日間のインターバル研修のため「また来月!次回も頑張りましょう」といって笑顔で教室を後にしました。皆さんが熱心に受講してくれて良かったと心から思いました。
講義終了後、仙台駅までのいつもは夕方混んでいて時間がかかる道路が今日は何故かとても空いていて、駅までスムーズ。タクシーの運転手さんと「こんな日もあるのですね、今日は空いていますね」等と話しながら、「良かったな」と思いました。
仙台駅から仙台空港に向かい19時半出発の便で福岡空港へ(当夜の宿泊地は福岡県北九州市(小倉)予定)。
搭乗した飛行機で入り口付近に座っていたら、前から乗り込んできた人に名前を呼ばれて(一瞬ここはどこかとわからなくなりましたが、笑)、顔を上げてビックリ。九州の中小企業大学校でお世話になっていたMさんではないですか。何でもたまたま仕事で福岡から仙台へきた帰りだという話。後から人がたくさん乗り込んできていましたのでゆっくり話はできませんでしたが、Mさんの最新の名刺を頂き、気づいて頂いたおかげで また新たな縁になりました。懐かしい出会いにうれしくなり、良かったな、と思いました。
2時間のフライト中、機内で読んだ本の最後にとても刺激になるいいことが書いてあり、新たな気づきとこれからの行動につながる勇気をもらいました。「なるほどな・・・」1冊の本から得られる気づきにうれしくなり、読んで良かったと思いました。
翌日は朝から山口で仕事なので、本当は本日中に山口市内(湯田温泉)のホテルに入りたかったのですが、飛行機の福岡空港到着予定時刻は21時30分のため、たとえ定刻に到着しても新山口駅に停車する最終の新幹線の博多駅 出発時刻21時45分にはどう考えても間に合わないと思い、やむなく当日の宿泊地を途中駅の小倉駅として小倉駅前のホテルを取っていました(翌朝は5時台に起きて小倉から新幹線で山口へ移動です)。
でも、搭乗機の福岡空港着陸がわずか5分早まったおかげで、乗れないとあきらめていた新山口まで行く最終の新幹線出発時刻の4分前に博多駅に到着。切符発券にやや手間取りましたがダッシュでホームへ、新幹線に飛び乗れたのです(結構息切れし汗かきましたが・・・)。
当日中に新山口駅までたどり着くことに成功しました。ラッキーです。乗り換えの間に山口(湯田温泉)の定宿のホテルに電話をかけたら、いつも泊まっている部屋も空いていてラッキー、と新幹線車中でホッと一息(いつも泊まる小倉のホテルには今回はごめんなさいと連絡を入れ、気持ちよく受けて頂きこちらも気持ちよくなりました)。こんな事もあるものだと。遅れることが多い飛行機がわずか5分ですが早着してくれたおかげで最終目的地まで今日のうちに到着することができ、飛行機にも感謝、うれしく得した気持ちに。
22時過ぎに到着した雨の新山口駅からホテルまではタクシーで。運転手さんにホテル近くのコンビニに寄ってくれるようお願いしておきました。すると、コンビニの駐車場に到着する前に料金メーターを倒したので、「雨も降っているのでホテルまでいってほしいんですけど」と言った私に「もちろん行きますよ」と運転手さん。「いいんですか?」と恐縮する私に「どうぞ」と。
そこで、買い物のついでに ほんの気持ちで ペットボトルのお茶を1本買ってタクシーに戻り運転手さんに差し上げました。運転手さんは恐縮しながら喜んでくれました。喜んでくれた姿を見て私もうれしくなり、何かいい気持ちに。
ほどなくホテルにチェックイン。時間は23時近くになっていました。
中小企業大学校 仙台校を16時半過ぎに出てから約6時間。長旅は疲れましたが、いろんな出会いと前向きな感謝の気持ちを携えながら過ごした時間は心地よく、自分をクリエイティブな気持ちにしてくれるものになりました。