夏のひととき
皆さん、夏をいかがお過ごしでしょうか?
夏休み、取りましたか?
私は 暫し旅行(出張ではないです(笑))に行き、休息してきました。
移動中等に読む本のことを考えていたら・・・。
もうだいぶ前に読んだ息子から「面白いよ」と言われていたのですが、これまただいぶ前にほんの数ページ読みかけたまま、いつか読もうと思っていて、そのままになっていた小説のことを思い出し、数冊の本と共に鞄に入れて出発しました。
明るく軽く楽しく読めそうな感じのその本は「ミッキーマウスの憂鬱(松岡圭祐)」です。
移動中や旅先でのんびりぼーっとしている時などに読んでいました。
上記の本は、東京ディズニーランド(TDR)で準社員として働くことになった若者を主人公とした話です。
TDRのキャストの立場で描いた話で、正直・・・これってどこまでが本当でどこまでがフィクションなのか・・・???と感じずにはいられないほど、TDRのバックステージやキャストの様子等が克明に記述されていて、ストーリーのスピード感のある展開も相まって引き込まれました。「ミッキーマウスの中の人はどんな人?」「普段パークの中からは見えそうで見えないバックステージの様子等が・・・」「そして、パーク内のバックステージで起きたTDRの基盤を揺るがしかねない事件の行方は・・・」等々。
もちろん、フィクションではありますが、これは、この状況は、きっと実際そうであるに違いない!と感じさせる具体的な場面や設定等が数々登場し、細かいことは気にせず難しいことは考えずワクワクしながら読み切りました。
それと、もう一点、随所に展開されていた、働く「人」や「組織」の葛藤やモチベーション、コミュニケーション、人間模様等、硬い意味ではなく経営組織的な観点で読んでも面白いと思いました。
誤解のないように。決してこれを読んだからってTDRの夢の世界は壊れたりはしないと思いますよ。私自身、いろんな意味で一層また、TDRに行ってみたいと思いましたので・・・そんな楽しい気持ちにさせてくれた1冊でした。
まだまだ暑い日が続きますね・・・
この夏、十分にお休みがとれる人もなかなかそうはいかない人も、時間や期間や場所にとらわれず、自分自身を少し違った状況において、リセットする時間をとれるといいですよね。
普段から、やろうやろうと思っていてなかなか出来なかったこと・・・そんなことに少しでも取り組んでみるだけでも、違う何かがみえるかも、です。
私自身は、メリハリをつけながら机に向かいつつ、の今週も終わり、来週からは再び各地への旅(出張です(笑))に駆け回る毎日が始まります・・・。
まずは年末まで・・・バックステージ?での仕事も含めて、しっかりと、ガス欠を起こさないように走らないと、です。笑