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キッカケはさりげなく、そこにいる

昨日11日は新潟駅前のサテライトキャンパスで新潟大学大学院MOTの非常勤講師として初めての講義を行ってきました。
アットホームな雰囲気の中、楽しいあっという間の6時間でした。

 

先立って
前泊入りした10日夜は、中小企業大学校の中小企業診断士コースの卒業生で昨年末に新潟に戻って地元企業で活躍しているMさんと新潟駅近くで久しぶりに(東京を離れるときに壮行会をしましたから数ヶ月ぶり)再会、夕食を共にしました。
Mさんは、私のコンサルティングスピリッツやスタンスに共感してくれている卒業生(中小企業診断士)の一人で、かれこれ3年位の付き合いになります。

 

在学中も卒業後もわからないことや疑問に思ったことをメールや対面で食らいつくように熱心に聞いてきてくれていた現在34歳のナイスガイです。

 

新潟に戻ってどうしてるかな・・・と思っていましたが、元気でイキイキとしている様子を見て安心しました。今後の人生にも目標を持って進んでいる彼と話していたら、なんかとても元気をもらった気がしました。
最近、風邪気味で『気』がやや低下傾向?だった私にとって、リラックスできる時間になりました。感謝です。

 

中小企業大学校の中小企業診断士コースの卒業生とは、講義においては毎期わずか数日間の関わりですが、その後も縁がつながっている人たちがいて、こうして時々楽しい時間を共にしています。中には現在進行形で仕事的に関わりを持っている人もいます。今回のMさんの他にも、別のエリア・フィールドで活躍しているMさんやSさんやHさん等、各々活躍するフィールドが同じでも違っても、こうした人達と共にする時間は私にとって刺激にもなり大事なものだなと改めて感じました。

 

今回、こうして新潟大学での講義機会を持ったのも、2年ほど前に同大学院MOTの研究科長をされている西口隆 教授との出会いがキッカケとなりました。

 

「キッカケは「さりげなく」そして「突然」訪れる・・・」。
その決して目に見えないキッカケには、別に「キッカケ」と書いてあるわけではないので、後になってなにか事が起こってから初めて、「それがキッカケだったんだ」と気づくようなものです。ですから、どんなに一見つまらないと思えるようなことであっても、仕事として受けた限りは、「その場その場の機会や場を大事にして悔いのないように精一杯の準備と取り組みを行うことが大事なんだ」と私自身はいつも思っています。
つまり、その場その場を活かすか流すかは自分次第なのです。

 

でも、こうした、普段の何気ないその「場」の中で、思いを持った縁は人と人とをつなぎ、新たな「場」を創出していくのだと感じます。

 

新潟には、燕三条ですが、5月(3日間)・6月(2日間)に 中小企業大学校 三条校での「幹部のための経営戦略策定講座」の講義ため再訪します。
昨年までは、全3日間(2日+1日)のコースでしたが、今年は内容を更に充実した形で全5日間のコースでの開催になりました。

 

「うちの会社は今後 何屋になるのか・・・」「自社の将来像や中期的な経営戦略の策定と確実な実行について改めて考え、そして実践・実行に向けて取組むキッカケを具体的につかんでみたい」という方は是非参加を検討してみてくださいね。