THE 経営コンサルタント
ご無沙汰していました。
すっかりというか、ようやく寒くなりましたね。
気が付けば、11月も後半というか、まもなく12月ですものね・・・。
月曜日、都内での仕事を終えた後、夜 広島空港に降り立ち、あまりの寒さにビックリ・・・
ちょうどその日から、コンパクトに収納できる綿のマフラーを携帯して出てきたので助かりましたが、空港発のバスを待つ間、久しぶりに見た自分の吐く息の白さに冬の到来を感じました。
私は引き続き経営コンサルティングや講義等で各地に伺うツアー続きの日々を送っています。
11月から新たに、関西にある会社のサポートを開始したこともあり、年内はインタビュー日程も入り込み、私個人のスケジュールは一層の賑わいをみせています(汗)
まずは年内、とにかく、使える日程は全部使って、走り切ります。
でも、まだまだやりますよ!
ただ単に量をこなす、という意味でなく・・・です。
私の(弊社の)コンサルティングスタイルは、その会社にじっくりと関わり、短期的・中長期的、両視点にたった業績向上に必要な諸策を経営者をはじめとした会社の皆さんと共に取り組んでいく、というものです。
会社の業績や状況は様々です。
業績がかなりきつく明らかに再建・再生的な取組が必要な会社に対して、例えていえば「大きなケガをして血が流れ続けているのに、止血もせずに さあ筋肉質な健康体になりましょう・・・」というわけにもいきません。一方で、表面的に単年度損益等はそれなりに問題なく推移している会社であっても、「ただ、先を見て体系的に・・・」とだけ言って仕組みばかり作っていても会社の変化は鈍感なものになります。「ジム通ってトレーニングをしていればいい」というものでもありません。
なにより、「今、短期的な損益に問題のない会社が、今後も、業績を順調に伸ばせる会社である」といえるほど、今の環境は甘くはないでしょう。加えて、今の損益好調である陰に隠れた、会社内部の本質的な問題や将来の成長に影を落としかねない課題等を抱えた場合も少なくありません。
ですので、いずれにしても、短期的・緊急的に必要な「止血策、対処策」を必要に応じて講じていくことと、「心身ともに健康体・筋肉質な身体を作りましょう、的な取組」を同時並行的に、うまく組み合わせつつ行っていくことがとても大事になります。
もちろん、焦りや場当たり的対応は禁物です。本質の見えていない拙速な取組は経営革新の大敵です。しかし、具体策なき理想論を唱えていても変革できるほど会社の革新は容易ではありません。こうしたことも諸々踏まえつつ、できるだけテンポ良くスピード感をもって、これが必要です。
この辺りの取組内容や時間軸の持ち方は、会社によって各々異なるところです。
実際、コンサルティングを取組始めてから、経営トップとの十分な協議等を経た上で、時間軸の持ち方やスケジュールが変わることもあります。
いずれにしても、口で言うほど簡単なことでは正直ない、こうした様々な取組を、確実にやりきっていく、会社や社員の皆さんが実行できる形や方向に向かわせていくために様々なサポートを行っていくことが私の仕事です。
ですので、一度お付き合いを開始すると、特別な場合を除いて結果として一定の期間(一年超の複数年)はご一緒することになることが多いのです。でも、ご依頼を受けても、最初のお付き合いの段階から複数年等の長期の契約を結ぶことは行いません。これは、失礼ながら、お互いにリスクを抱える可能性があるからです。
ただし、契約の期間にかかわらず、中期的な視点でどのように展開していけば、成長(再建)の流れや道のりに乗せていけるかは、最初の段階でシッカリと提示させていただき、十分なイメージを持ってもらいスタートします。
第一段階における進行の段階・手順を踏みながら、第一段階での取組を評価いただいた結果が次の継続的な取組や契約につながり、結果としてお付き合いをする長さにつながっていくという意味で理解いただけると幸いです。
経営コンサルタントである私が経営パートナーとして関わらせていただく中小・中堅企業の数には残念ですが限りもあると感じています。
そうしたことも踏まえ、これからの弊社:エムストリームコンサルティング(株)としてのあり方を、いろいろな意味で、少し、いや、よく考えないとならないこともあると感じています。
自社の今後の経営のあり方についてもじっくりと考えないと、です(笑)。
おかげ様で、弊社も来月から4期目に入ります。
引き続き、「会社の成長と社員の皆さんの成長」のサポートに、様々な立場で関わっていくことを私そして弊社の使命として、来期(12月)以降も全力で取り組んでいきたいと思います。
皆様、引き続きよろしくお願いいたします。