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平常心を楽しもう!

夜11時。
休憩を終えて自室に戻る途中、明日から始まる学年末テストのために机に向かっている中学1年生の息子の部屋をふらっとのぞいてみました。
「どうだ?調子は?・・・」ほんの軽い会話と激励?をしたあと、再び自室に戻りました。

 

その何時間か前、今日、久しぶりに家族で一緒に夕食をとったとき、私の中学時代(1年生か2年生の時)、学校の数学のテストで悲惨な経験をした話を彼にしました(鮮明な記憶)。「数学の試験中にさ、問題が解けない つまずきの連続になって、焦って一種パニックのようになってしまい、なんだかわからないままに試験が終了してしまったんだ。参ったよ」

 

「やはり試験は落ち着いてやるに限るよ」と私。「○○(←息子の名前)も焦ることってないか?」と聞くと、「あるある」と息子(実は、彼は、後で解き直したらできるのに、落ち着いて対応しなかったために試験で間違えてしまうこともあるのが気になっていましたので・・・)。

 

「もし、試験中に焦ってしまったらどうする?」と質問しました。息子:「うーん・・・」すると、横から小学低学年の娘が、「深呼吸すれば?」と言いました。
「良いね。深呼吸。そうだな。」「笑顔で「平常心!」て自分に言い聞かせるのは?」と私。
実際に笑いながら息子に言ってみました。その顔が面白かったのか、「いいね。それ(笑)」と息子。

 

さっき、息子の部屋へ行ったとき、再度、聞いてみました。
「試験でもし焦ってしまったらどうする?」との私の問いに息子は「何だっけ?あの言葉・・・」と言いながら笑っていました・・・。
「平常心」という言葉が出てこなかったようで。「いつも通り」と息子。そうだな。「平常心」というのは「いつも通り」ってことだよな。と私。

 

「でも、こういうのもいいぞ。もし焦っていたら、「俺焦っているなぁ」と自分で思うんだって」。自分で自分の焦っている状態を外側から見れる(客観視できる)と、我に返って自然と落ち着くんだ」組み合わせて見ても良いかもね」
「では・・・お邪魔しました。頭から暗記した知識がこぼれないように(笑)頑張って~」と言って彼の部屋を出ました。

 

人間、どんな場面においても、自分の持っている力を「その場その場で」存分に発揮するのは、なかなか難しいことですよね。スポーツでもなんでも。
ましてや、緊張を強いられる場面ではなおのこと。

 

私自身も、日々コンサルティング先の違う会社に伺い、ミーティングの内容もアジェンダは作成していても、実際の進行や内容はメンバーの状況等も見ながら柔軟に常に考えながら仕事をしています。そういう場面では、当然、極度の緊張などはありませんが、「良い意味での緊張感」は常にあります。伝えたい言葉に思わず力が入りすぎれば、肩や首や背中も凝ります・・・。
これまで10年以上にわたって幾度となく初対面の人たちの前で講義や講演を行ってきても、最初に教室や会場に入り挨拶をし、話を開始するときは、もちろん毎回 緊張します。
でも、「準備の質・両と同時に、自分の中でイメージを持って臨めば、そのことは決して自分を裏切らない」これだけははっきり言い切れます。

 

中学1年の息子は、これから何度そう言う緊張(感)を強いられる場に身を置き、そういう場面に直面していくのだろうか?
部活で取り組んでいる陸上競技でスタートに立つまでにも、そして、数多く向き合っていかざるを得ないテストや面談や、やがて就職するときが来れば、就職面接でも・・・。

 

どんなことでもいい、「自分の中での「本番」で「自分なりの力」を出し切れること」「出し切ろうと思うこと自体」これは、人生においてとても大事なことだと私は思います。

 

普段決して会話が多いわけではない親子ですが・・・
少しでも、そうした何かを、さりげなく伝えていけると良いな・・・と思いました。

 

さりげなく・・・気がつけば、もう3月ですね。